家路日誌 in 気仙沼・八日町(佐藤06)

酒屋さんで見せてもらった満洲土産

2020/10/3

一ヶ月と少しぶりに気仙沼へ。吉川さんがポストを製作して、いつも立ち寄る「かめこや」さんに置いてもらっていた。それと「アナウンサー」にもあらためて依頼書も渡したところ、朗読できそうとのこと。ひとまず安心。

今回の目的は2つ。1つは、住民の方々から帰り道のエピソードを集めること。もう1つは八日町商店街の屋外スピーカーの再生をテストすること。バタバタしたけど、後者はすんなり解決。BGMがあると街の風景も見え方が変わってくる。震災後に新設したものの、結局使用しなかったスピーカー。 それから今日はラーメン屋さんと酒屋さんを訪ねて帰り道についてのエピソードを伺う。小さい頃にみた芸妓さん、悪臭だった用水路、港を下、山側を上と呼ぶ。だけど下町は「上」の方とのこと。昭和30-40年代の景気がよかった頃の話は、下町エリアも無縁ではなかったようだ。現在は市役所になっている元女子高では、昭和32-3年の夕方頃、《家路》が流れていたという。