家路日誌 in 気仙沼・八日町(原口11)
2020/12/19
今日も朝6時に「恋はみずいろ」を聞き、二度寝。夜明けが遅く、魚町には明かりを灯した船が戻りつつあった。10時過ぎにうつみに着き、昨日作った歌詞を見直す。単語の順番の入れ替えや他の言葉と入れ替えたりしながら、2番の歌詞を考える。1番で入れることができなかった、家路のなかでの複雑な気持ちや帰り道のエピソード、気仙沼育ちの人と移住してきた人の話を混ぜ込みながら検討した。完成後、成澤さんが覗きに来てくれ、歌を歌ってくれた。昼食は松舞屋さんの美味しい出前。
最後に立ち寄ってくださった方より、「良い感じのシーンを繋いだ歌詞のようにも見える」とのコメントをいただく。育った場所や時代の違いで思い出は異なり、すべての人にとって満足のいく歌詞を作ることは不可能であろう。作家個人としての感想や視点をきちんと明示することを意識して、制作を続けなければと気を引き締める。次は朗読の録音や展示の準備を進めていく。