家路日誌 in 気仙沼・八日町(佐藤05)

2020/8/22

朝、二日酔い。でも早めに目覚めたので大浴場に行く。露天風呂もあり、そこから港が見える。昨日教えてもらったカツオ漁船だ。海なし県の奈良で育ったこともあり、潮の香りが羨ましい。

昨日行ったランチのお店に歩いて行って朝ごはん。共同浴場も併設。店内ではすでに飲んでいる大人たちの姿が。カツオが美味しい。合流した吉川さんと足立さんが挨拶をした店員さんは移住者らしい。大人たちは漁が終わって飲んでいるようで、いわばアフター5なのであった。「移住者」という呼称、気仙沼ネイティブとの間に溝が生まれるんじゃないかと、どうも心配してしまう。地元、移住、そして彼ら彼女らの家路。Goin’ Home.

その後、リアスアーク美術館へ。目黒区美術館でもみた震災に関する展示を常設でみる。コレクション展では北海道の作家が妙に目についたけど、東北・北海道を一つのエリアとして捉えた美術館とのこと。ちらっと聞いた、アイヌ語由来らしい地名のことを考える。